⑥橋梁基礎関係

当社における橋梁基礎工事では、直接基礎・場所打ち杭工法・既製杭工法・ケーソン基礎工法等の多くの工法を用いています。

それら多数の工法の一例として「ニューマチックケーソン工法(Pneumatic caisson method)」を紹介します。「pneumatic」は「空気の」という意味で、「caisson」は「函」を意味します。ニューマチックケーソン工法は、コップを逆さにして、内部の空気が逃げないようにしながら水中に押し込んだ状態と同じように、水の侵入を空気の圧力によって防ぐ原理を応用したものです。ケーソンの下部に気密作業室を設け、そこに圧縮空気を送り込んで地下水の侵入を防いで、地上と同じ状態で掘削ができるようになっています。コップの中がケーソン作業室、コップの先端がケーソンの羽先にあたります。

ニューマチックケーソン工法の原理

ニューマチックケーソン工法の施工例

当社が群馬県桐生市で施工した中通り大橋下部工事におけるニューマチックケーソン工法の事例です。

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